大森 啓隆(おおもり・ひろたか)
金沢紙業株式会社 機密抹消事業部 部長
NAID JAPAN 第一期Boarder
金沢紙業株式会社は石川県で最も早くオンサイト処理を導入し以後20年以上業界のトップランナーとして排出事業者からの信頼を獲得し、安心安全なサービスを提供しております。
機密処理のセールスをする上で・・vo1
私は、20代から旅行会社、携帯電話のセールスを10数年経験してきました。
その後、金沢紙業株式会社に入社し(※入社までの経緯についても涙あり笑いありです(笑)たくさんリクエスト頂ければ私のコラム第二弾で!)3年くらいは現場中心の業務をこなし、機密処理のセールスを中心にする事になりました。
機密処理のセールスを始めたのは今から16年前くらいになりますが、私の経験が皆様の機密抹消事業拡大に何らかのヒントや助力になればと思いコラムとして書かさせて頂きます。
旅行と携帯電話という顕在化されたニーズがある市場でセールスを行ってきた私が、機密処理という市場発展段階にあるサービスをセールスする上で何をどうすればいいかを考えるところから始めなければなりませんでした。
少し話がズレますが、当時(2000年から2003年)は、企業から排出される機密文書は、焼却ゴミに出す、一般の(新聞・雑誌等)古紙と一緒に出す、オフィスシュレッダーを使う等が主な処理方法であり、リサイクル意識も課題でしたが、セキュリティを仕方なくやること、最低限のコストと捉える日本の企業意識が大きな大きな障壁でした。
この様な当時の市場環境を踏まえて
・機密処理の現状把握(メリットデメリットの客観的指標)
・現状とその他の違い(ギャップ分析)
・処理方法を変える理由・根拠(顧客ベネフィットとエビデンス整理)
・機密処理事業の将来(世界的な潮流が日本に与えるインパクト)
・世界の現況(個人情報関係法律厳罰化の動き)
以上を私自身が理解し自信をもってお客様に提案することが最重要課題であると考え、
セールスをする上で必要な要素を下記の様に整理しました。
① 上記の知識
② ツール(ハード)
③ ツール(ソフト)
④ 啓蒙作業
⑤ 実績
少なくとも上記5つをマスト条件として揃えなければならないと考えました。
次回コラムにて、まず①の武器『知識』のお話しを書かせて頂きます。
是非、次回も読んで頂ければ幸甚です。
宜しくお願い致します。
TOGETHER to the FUTURE
機密処理産業の未来を一緒に。
一般社団法人NAID JAPAN